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[食 Vol.24] 玖珠町古後地区 / 森の香りのクヌギ原木生椎茸」

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玖珠町古後地区

森の香りのクヌギ原木生椎茸

Vol.24
 
 大分県の乾椎茸は、全国乾椎茸品評会で9年連続全国優勝をするなど質・量ともに日本ーを誇っています。手軽に料理できる生椎茸も、肉厚で香りが高く美味しいと評判です。
 露地栽培の椎茸は、1日の気温が5〜20℃位に変化する寒暖差が大きい春と秋に多く収穫されます。近年は、低温でも発生しやすい品種を導入したり、ビニールハウスで温度管理を行うことで冬季にも生産されるようになりました。
 
 玖珠町古後地区は、大分県の西部でくじゅう・耶馬溪などの山々に囲まれた標高400mほどの地域です。寒暖の差が激しく、地元のクヌギに椎茸の菌を植え付けたホダ木による椎茸づくりが盛んです。適度な光と湿度のあるスギやヒノキの林の中で、1年間じっくりと仕込まれた生椎茸は、大自然の力を受けて肉厚で深い味わいが特色です。
 
 大浦生椎茸生産部会の井上孝行組合長は「肉厚な椎茸を大きく切って、鍋や焼き椎茸などの料理でお楽しみください。深い香りや食感などを、本物志向の方々に是非食べ比べていただきたいです。冬の椎茸づくりは温度管理などに手間もコストもかかるのですが、手間をかければかけるほど肉質の良い最高の椎茸が作れるので楽しみです。」と話してくれました。

 坐来大分では、玖珠町古後地区のクヌギ原木生椎茸を使用した焼しいたけや白子豆腐をご用意しております。


   総合監修 金丸佐佑子(平成19年12月発行)

玖珠町の紅葉が美しいクヌギ林

香りと肉厚の美味しさが自慢のクヌギ原木生椎茸

大自然の力を受けて発生する沢山の椎茸

坐来大分のメニュー 「原木椎茸白子豆腐」

冬季はハウスで椎茸生産

きれいに並んだクヌギのほだ木(ハウス内)

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