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竹田市(たけたし)

日本一のサフランの里

Vol.4
 淡い紫色の花びらに、鮮やかな赤い雌しべが特徴のサフランの花。
 秋も深まる10月の終わり。丸い球根からまっすぐ伸びた細い茎に少し大きな花を咲かせます。
 
 サフランは地中海沿岸地方が原産地。ヨーロッパでは広大な畑一面に開花したサフランが鮮やかで、まるで大地に紫色の絨毯を敷き詰めたような風景が広がります。
 ところが、ここ日本一のサフラン生産量を誇る大分県竹田市では、どこを探しても紫色の風景を見ることはありません。ヨーロッパと比較して雨の多い日本の気候では、大切なサフランの球根を腐らせないために、5月に畑から掘りあげて倉庫で保管しています。きれいに棚に並べられたサフランは、朝晩の気温がぐんと下がる10月下旬になると、次々と開花していきます。

 花100輪からわずか1gしか採れない貴重なサフランの雌しべは、江戸時代には薬として珍重され、主に蘭医さんが使用していたようです。竹田市では1903年(明治36年)から栽培が始まり、今では全国の生産量の約8割を占めています。今も生薬の原料や料理の色、香りづけなどに利用されています。
 
 サフランを使った料理といえば、パエリヤやブイヤベースが有名です。坐来大分でも竹田産のサフランを使った「南蛮なべ仕立て」をお出ししています。大分県姫島村の車海老など季節の美味しい魚介類や野菜にサフランの風味がとてもよく合います。

 サフランのお問い合わせ:
  大分みどり農業協同組合営農部 0974-63-1224

撮影協力 竹田市、総合監修 金丸佐佑子(平成18年11月発行)

                  サフランの花

                  花の摘み取り

                 収穫された雌しべ

              坐来大分「南蛮なべ仕立て」

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