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大分|色|大分の風景

国東半島

〜秋の色に染まる仏の里〜

Vol.19
 ――仏の里。
 神仏習合発祥の地と言われる国東半島は、古代から受け継がれる山岳信仰と、全国四万社余りある八幡宮の総本宮・宇佐神宮を中心とする八幡信仰が融合した『六郷満山文化』の寺院が数多く現存しています。

 両子山を包む木々の静謐に守られながら、ひたむきな信仰を今に伝える寺院達は、季節の移ろいに合わせた彩りに染まります。暮れゆく年月の足音が聞こえ始める晩秋に見せるのは、燃えるような赤や光を受けて輝くオレンジ色です。
 半島の中心に位置し、かつては六郷満山の総持院として全山を統括していた両子寺は、森林浴の森百選にも選ばれた参道から境内まで、鮮やかな紅葉に覆われます。

 国宝・富貴寺大堂は、京都の平等院鳳凰堂、岩手の中尊寺金色堂と並ぶ日本三大阿弥陀堂に数えられています。その優美な曲線の屋根や質実な佇まいには、黄金色の銀杏が深々と降り積もります。
 「西の高野山」とも呼ばれたかつての大寺院の跡地である旧千燈寺跡も、落葉の絨毯が敷き詰められます。今では石段と仁王像等が残るのみですが、美しい秋の景色と共に、往時へと想いを馳せてみてはいかがでしょうか?

 シャクナゲをはじめ、紫陽花や彼岸花など「花の寺」として知られる長安寺も、紅葉の名所として知られています。
 深まる秋に染まる仏の里を歩けば、そのうららかで穏やかな空間に、身も心もゆっくりと癒されていくことでしょう。

○問い合わせ先
国東市観光協会/0978-72-5168
 豊後高田市観光協会/0978-22-3100

両子寺

富貴寺大堂

旧千燈寺跡

長安寺

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