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大分|職|職人の技

由布市

アトリエとき

Vol.6
全国的に人気の温泉観光地・由布市湯布院町で、地元の素材を使ったお椀やお皿などのクラフト商品を製作している『アトリエとき』を訪ねました。そこは美しい雑木に囲まれ、新緑と爽やかな風の心地よさを感じるところでした。木工デザイナーで代表の時松さんは、ここで1991年から、使い勝手がよく、木の優しさや温もりを大切にした作品づくりを続けられています。

商品づくりについて尋ねると「品質と使いやすく美しいかたちのデザインが重要。お客様に末永く御利用いただくため、品質を絶対に下げないことと、常に新しいものを先取りしていくことを心掛けています。最後の仕上げを丁寧に時間をかけて行うことや、クラフトデザイン展などに毎年出品し、自分の位置づけを確認しながら、新しい情報やお客様の求めるものを知ることも大切。また、食器などに使う塗料も、安全性に優れたものを使っています。」とのことです。
ロングセラー商品が全体の7割を占めているのは、時松さんの商品づくりにかける情熱や誠実さが商品を通じてお客様に伝わっているからではないかと感じました。

アトリエ内の作業場には吸音装置が完備され、木工作業や機械設備の大きな音を外部に漏らさないという周辺の静かな環境への細かな心配りにも感動しました。

また、木へのこだわりについては「木と人間は地球の成立から親類のようなもの。木は仲間で決して粗末にはできない。どんなに小さな木のかけらでも箸や箸置きを作れるし、木は捨てるところが無いんです。」と温和な語り口で、木や自然環境に対する想いをお話いただきました。

そんな時松さんの人柄を慕って多くのクラフト作家が集まり、湯布院での17年間で50人近くの若手作家を指導されたとのことです。

皆さんも湯布院を訪れる機会がありましたら、『アトリエとき』に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

『アトリエとき』
大分県由布市湯布院町川上字坪池2666
TEL・FAX 0977−84−5171


※坐来大分では、スプーンを販売しています。
[ギャラリー(物販)は、11:30より営業]


(平成19年5月)

美しい雑木に囲まれたアトリエ

外から優しい光が差し込む店内

お話を伺った木工デザイナーの時松辰夫さん

美しく使い勝手の良い商品が並ぶ

木の優しさ、温もりが感じられる商品

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