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臼杵市

臼杵石仏 〜悠久の時を見つめる瞳〜

Vol.23
 大分県は知る人ぞ知る“石仏・磨崖仏”の宝庫。その数は全国の8割近くを占めるとも言われており、六郷満山文化が栄えた国東半島や大分市から豊後大野市、竹田市へと流れる大野川流域をはじめ、数多くの石仏・磨崖仏が残されています。

 中でも大分県を代表するものの1つが、「臼杵石仏」と言えるでしょう。
 臼杵石仏は平安時代後期から鎌倉時代に作られたものとされ、質量共に国内屈指の磨崖仏群です。石仏群はホキ石仏第1群(堂ヶ迫石仏)、ホキ石仏第2群、山王山石仏、古園石仏の4群に分かれ、60余体ある内の59体が国宝に指定されています。

 仏教の衰退と共に忘れ去られてしまった石仏群は、風雨と時間の経過に晒され、体や顔が欠損したものも少なくありません。臼杵石仏のシンボルとも言える古園石仏大日如来像ですらもその例外ではなく、長い間、胴体から落ちた頭部が像と共に鎮座していましたが、平成5年の修復作業により仏頭が復元され、今日の優美な姿を取り戻しています。
 その他にも、屋根や通路の整備や仏像の崩壊を防ぐための修復・保存作業が、貴重な文化財を守るために行なわれました。

 切り立った険しい崖を背に、その斜面から浮き出るように掘られ、命を吹き込まれた仏達は、遥か古代から現在に到るまで、いつでも悠然とした佇まいで訪れる参拝者を迎えています。
 時に厳かに、時に凛々しく、時に穏やかに、流れていく時と人を表情豊かに見つめているようです。

○問い合わせ先
 臼杵石仏事務所/0972-65-3300
 臼杵市観光情報協会/0972-64-7130

ホキ石仏第2群中尊阿弥陀如来像

ホキ石仏第1群地蔵十王像

ホキ石仏第1群如来三尊像

山王山石仏

古園石仏大日如来像

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