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由布市

里山にひっそりと〜湯平温泉〜

Vol.8
湯布院ICから国道210号線を大分方面に車で走ると、右側に大分川に架かる赤い湯平大橋が見えてきます。この橋を渡り、山道を道なりに登ると湯平温泉です。

湯平温泉は花合野川(かごのがわ)の両岸に沿って続き、江戸時代につくられた石畳の坂がシンボルとなっています。石畳の両側には旅館、飲食店、土産物店がところ狭ましと並び、浴衣に丹前姿でカランコロンと石畳を歩くのがよく似合う風情のある温泉街です。

湯平温泉には、「金の湯」、「銀の湯」、「中の湯」、「砂湯」、「橋本温泉」の5つの共同浴場があります。掃除等は地域の人たちがボランティアで行っているので、入浴料は100円〜200円と格安です。各浴場の入り口に置かれている賽銭箱に入浴料を入れると誰でも入浴できます。花合野川のせせらぎが聞こえ、木の香りがする温泉は、時のたつのも忘れ、リラックスできます。

湯平温泉の歴史は鎌倉時代までさかのぼるといわれています。特に、大正から昭和にかけて、たくさんの湯治客が訪れ賑わいました。放浪の俳人といわれた種田山頭火も「時雨るるや人のなさけに涙ぐむ」という句を残しています。

そんな懐かしさの残る湯平温泉に新しい動きがあります。すばらしい地域の資源を活用しようと地元の人たちが共同温泉の改修や、まちのイメージに合った各商店の外観改修など湯平温泉の魅力アップに取り組んでいるのです。空き店舗を活用したおしゃれな喫茶店など3店舗が新しくオープンしました。NPO法人 湯平温泉場活力創造会議の清水嘉彦さんは、「訪れた皆様にもっと楽しんでいただくために、地元の食材を使った新しい料理や、湯めぐりマップの作成にも取り組んでいきます。」と意気盛んです。まちづくりは地域の人たちがどれだけその地域を愛しているかが大切。湯平温泉のこれからが楽しみです。

(平成19年5月発行)

花合野川の水音は湯平温泉の風物詩

湯平温泉のシンボル石畳

人気の「銀の湯」を独り占め

種田山頭火ミュージアム時雨館

おしゃれな喫茶店もできました。

5月19,20日には湯平温泉まつりが開催されました。

まちづくりに取り組む湯平温泉活力創造会議の清水嘉彦理事長

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