今年、臼杵市の竹宵(たけよひ)は10年目、竹田市の竹楽(ちくらく)は7年目を迎えました。
新たなイベントとして生まれ、地元に定着したこれらの竹灯りはそれぞれに個性的でした。
●臼杵市の竹宵では、竹をメインに、紙やさまざまな素材を用いたオブジェが、訪れた人々の目を惹きつけていました。県外の大学生も参加して、市民とともに行うアートの競演。町全体がまるで美術館のようでした。
●竹田市の竹楽は、どこまでも素朴でした。地元の高校生たちも参加しながら、神社の石段や武家屋敷前に並べられた無数の竹灯籠。岡藩の町並みにはこの飾らない美しさが見事に調和していました。
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〜NEWS〜
今年、竹田市では、竹楽の期間中に「九州なかなか地域ブランド交流シンポジウム」が開催されました。
九州のほぼ真ん中に位置する、三市(大分県豊後大野市、大分県竹田市、熊本県阿蘇市)による、県境を越えた地域ブランドづくりによって、近い将来、新たな名産品が生まれてくることが期待されます。
※竹宵は11月4日(土)〜5日(日)に、
竹楽は11月17日(金)〜19日(日)に開催されました。
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蒸気の力で回転するオブジェ(竹宵)
風でゆらゆらと揺れるペーパーアート。奥には香林寺につづく竹のアーチ(竹宵)
高さが3m近くある竹の照明(竹宵)
紅くライトアップされた十六羅漢への路(竹楽)
西宮神社(竹楽)
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